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パーフェクトな意思決定 『決める瞬間』の思考法 を読んでみた

みなさんこんにちは、フルタニです!

今日はちょっと真面目に、ビジネス書のレビューです。今回読んだのは安藤広大さんの パーフェクトな意思決定 !いやー、このタイトルだけで「俺もパーフェクトな意思決定できるようになりたい!」ってなりますよね(笑)。では早速、内容をレビューしていきますよ~!

パーフェクトな意思決定 『決める瞬間』の思考法 を読んでみた

仮決定でいいのか?いや、むしろその方が良い!

まずこの本のキモとも言える考え方が 「最終決定ではなく仮決定で進める」 というもの。これ、特に優柔不断な人にめちゃくちゃ刺さると思います。「一発で正解を当てようと考えすぎると、時間ばかり消耗してしまう」という指摘は、僕自身も動画の企画探しや編集のときに感じることが多いので、大きくうなずきました。

たとえば、ショート動画を作るとき。「これで本当にエンゲージ数が上がるのか?」と考え続けなかなかアップできないことありますよね。でも、一旦仮で作ってアップしてみて、視聴者の反応を見ながらPDCAを回す方が圧倒的に効率的なんですよね。アップした動画なんて、即バズする確率ってほぼほぼゼロ。反応が薄ければ再度こすり直して再アップロードすればいい。誰もクレームつけたりしません。なので仮決定はまさに本書の教えと一致です。

撤退ラインを決める勇気が未来を救う

次に「撤退ラインを決める」という考え方。これ、普段の仕事や生活でも応用できる大事なポイントです。僕は下落株の損切りを4%と設定して、それ以下に下がれば脊髄反射的にロスカットします。本書の趣旨は同じ。「数値目標を設定し、期限を切っておくことで、損失を最小限に抑えられる」と説明されています。

動画に例えれば新しい投稿をするとき、視聴者の反応が薄ければ別の企画にすぐ切り替える勇気も必要。これも「撤退ライン」を明確に持つことでスムーズに進められるんですよね。この思考法は、結果を恐れて足踏みしてしまう人に特に役立つはずです。

責任を明文化する重要性

本書のもう一つの目玉は「責任の扱い方」です。安藤さんは「下に責任を与え、それを明文化することが組織運営の基本」と述べています。これを読んで、「あぁ、確かに!」と膝を打ちました。

多くの人が責任を回避したがる中で、責任の所在を明確にすることで意思決定がスムーズになるんですよね。これは現役時代、よくできたプロジェクトチームでの作業分担やコラボ企画に必ず共通していた鉄板の掟です。責任を共有しながらチーム全体で動けるようにするのは、成功への近道です。

全ての選択肢には賛否両論がある

本書で心に響いたフレーズの一つが 「全ての物事には賛否両論がある」 という言葉です。つまり、「どんな決定にもメリットとデメリットが共存している」ということ。完璧な決定など存在せず、それを受け入れて前に進むことが重要だと語られています。

僕の動画にもたまに賛否両論のコメントが寄せられますが、それは「話題として価値がある」ことの証でもあるんですよね。両極端の反応があるほど意味があるということ。中トロの評価ばかりの動画は忘れ去られます。この考え方を取り入れると、批判や失敗への恐怖心がぐっと減ります。

まとめ:柔らかい水のような意思決定を目指して

安藤さんの提案する「パーフェクトな意思決定」とは、固い氷と柔らかい水の両方を兼ね備えた「しなやかな決定」のこと。最初から完璧を目指すのではなく、仮決定で進みながら情報に応じて修正していく。その過程で責任を明確にし、撤退ラインを設けることで、効率的かつ柔軟に進めることができるんですね。

本書は、若手から管理職まで幅広い層に響く内容で、実践的なヒントが満載でした。僕もこれからの動画制作活動で取り入れていこうと思います。皆さんもぜひこの一冊を手に取って、「決める力」を鍛えてみてください!

それでは、また次回のレビューでお会いしましょう~!バイバーイ!

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