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「何者」かになりたい 自分のストーリーを生きる三浦 崇宏

こんにちは、フルタニです!

今日は、 三浦崇宏さんの『「何者」かになりたい 自分のストーリーを生きる をご紹介します。この本、僕の心にズシンと響きました。テーマは「何者かになりたいと思っている全ての人へ」。

「何者」かになりたい 自分のストーリーを生きる

三浦崇宏さんは、広告業界やクリエイティブ業界で活躍する注目の人物で、株式会社GOの代表取締役であり、クリエイティブディレクターとして知られています。

僕が初めて会ったのは都内の施設で催された講演会。いつものようにパーカーとスニーカー姿で登場。あっという間に場の雰囲気をクリエイターモードに盛り上げる魅力の人でした。

質疑応答では質問に瞬時に反応。最前線で活躍する人は打てば響くの持ち主なんだなということを実感することができました。

この本の魅力は「対話」

この本は、三浦さんと各界のリーダー9人(+特別ゲスト2人)との対談集。登場人物は、 くつざわさん佐渡島庸平さん糸井重里さん など、実に多彩。普通なら重くなりがちなテーマも、三浦さん特有の軽妙な語り口と深い洞察力で、むしろ楽しく読めてしまいます。

そもそも「何者」かにならなきゃいけないの?

冒頭から心をグッと掴まれるのが、この問いです。

「何者」かになりたい。

だけど、それって本当に必要なこと?

例えば、 くつざわさん との対話では、若者が「何者かにならなければ」と焦ることに疑問を投げかけています。大事なのは、 「自分自身が納得できる人生を生きること」 。たとえ周囲の評価がどうであれ、自分の中で「これでいい」と思える瞬間があれば、それで十分じゃないか、と。

フロー型とストック型の違い

印象的だったのは、 正能茉優さん との対談。ここで語られるのは、 フロー型人材とストック型人材 の違い。

フロー型人材 :瞬間的な成果を出す人。トレンドを掴むのが上手い。

ストック型人材 :長期的な価値を生み出す人。蓄積された知識や経験を活かす。

どちらが良いとか悪いとかではなく、自分がどちらのタイプかを理解することが重要。これを知っているだけで、自分の仕事やキャリアの方向性がクリアになりますね。

学び方は「アウトプット→結果→インプット」

三浦さんが本書で強調するのは、 学びはアウトプットから始まる ということ。

「何かを学ぼう」と思った時、多くの人が最初にインプット(本を読む、動画を見る)を重視しますよね?でも三浦さん曰く、それよりも アウトプット=まずやってみること が大事なんです。

例えば、このブログを書くのだってそう!本を読んで感想をまとめ、発信する。これが学びの第一歩。そして、それを元にフィードバックを受け、さらにインプットを深めていく。このサイクルこそが、成長の鍵なんです。

自分の人生をストーリーにする

佐渡島庸平さん との対話では、自分の人生をストーリーとして捉える視点が語られます。

「日常はドラマチックじゃないなんて誰が言った?」

この言葉、グッときませんか?自分の人生に意味を見出すのは、他でもない自分自身。普段の何気ない出来事も、自分にとっては大事な一幕。それをどう編集して伝えるかで、人生の見え方が変わるんです。

心に残ったフレーズ

ここで、僕が特に響いたフレーズをいくつかご紹介!

「人生の価値はハイタッチの数」

仲間と達成感を共有する瞬間こそが、最高の喜び。

「自分が頼んだ体で考える」

何かを選ぶ時、それが「自分が頼んだこと」だったらどう思うかを基準にすると判断が楽になる。

「実力がつけばつくほど自信がなくなる」

高みを目指すほど、自分の未熟さを痛感する。それでいいんだ、と。

まとめ

「何者」かになりたい 自分のストーリーを生きる 、読むだけでなく 行動に繋げたくなる 一冊です。「何者か」になろうとする焦りから解放され、自分自身の価値を見直すきっかけになるでしょう。対話の中で語られる言葉が、自分の心を軽くしてくれますよ。ぜひ読んでみてください!

ボディコピー(200字)

三浦崇宏著『「何者」かになりたい 自分のストーリーを生きる』は、各界のリーダーたちとの対話を通じて「何者かになるとは何か?」を問いかける一冊。自分の人生をストーリーとして捉え、フロー型・ストック型などキャリアの在り方を再考。日常をドラマチックに編集し、自分の軸を見つけたい人におすすめ。アウトプットから始める学び方や心に響くフレーズも満載で、読後は行動したくなること間違いなし。

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