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任せる 力を身につける!正しい丸投げの技術とコツ

こんにちは、フルタニです。

仕事をしていると、つい「自分でやったほうが早い」と思いがちです。僕も以前、番組ディレクターとして撮影や編集、効果音などを手掛ける多くのプロと一緒に仕事をしていましたが、気づけば「自分で全部やる」ことが習慣になっていました。でもあるとき、こんな考え方がふと頭をよぎったんです。

「これ、誰かに任せたらもっと良くなるんじゃない?」

そこで始めたのが、「正しい丸投げ」でした。今回は、「任せるコツ」という本を元に、どうすればうまく仕事を任せられるかをお伝えします。

「 任せる 」って難しい?正しい丸投げのススメ

丸投げとは、仕事やタスクを他の人に 全て任せること を指します。ただし、この言葉には少しネガティブなニュアンスがあります。しかし、正しく実践することでポジティブな結果を生むことが可能です。それが「信頼して任せる」という姿勢です。

目的を明確にする:仕事のゴールや重要性を説明し、相手が意図を理解できるようにする。

期待値を設定する:どこまでやれば十分なのかを具体的に伝える。

サポート体制を作る:困ったときには相談しやすい環境を整える。

フィードバックをする:結果に応じて評価やアドバイスを行い、成長につなげる。

任せるコツ」では無責任に投げるのではなく、目的や期待を明確にし、サポートやフィードバックを欠かさないようにする方法について深掘りしています。

任せるのが難しい理由

まず、なぜ人は任せるのが苦手なのでしょうか。ここにはいくつかの心理的な壁があります。

任せられる優秀なメンバーがいない

「自分の周りには、信頼して仕事を任せられる人がいない」と思ってしまうケースです。

自分でやったほうが早い

これはよくある悩みですね。一度自分が手を動かしたほうが効率的に感じます。

失敗のリスクが怖い

「任せて失敗されたらどうしよう」と不安になるのは自然なことです。

プレイヤーとして活躍したい

マネジメントよりも、現場の仕事を続けたいという気持ちもあります。

正しい丸投げのポイント

では、「正しい丸投げ」とはどんなものなのでしょうか?それはただ放り投げるのではなく、相手の成長や仕事の進行を考えた方法です。具体的なコツを紹介します。

1. 目的を明確にして伝える

仕事を任せるときには、 「なぜこの仕事をするのか」 を相手にきちんと伝えましょう。目的が不明確だと、相手は何を目指せばいいのかわからず、混乱してしまいます。

2. 相手の負担を配慮する

相手のスケジュールやスキルを考え、過剰な期待を押し付けないことが大切です。負担を減らす工夫をし、相談できる余白を残しましょう。

3. 失敗を恐れず経験させる

失敗を避けたい気持ちはありますが、失敗からしか学べないこともあります。致命傷にならない範囲であれば、あえて挑戦させるのもひとつの方法です。

4. 細かいやり方は口出ししない

任せたら、途中で細かく指示を出すのは避けましょう。「見守る」ことも大事なマネジメントのひとつです。

5. フィードバックを忘れない

結果が出たら、良い点や改善点を具体的に伝えるのがポイントです。特に、成果に応じてしっかり褒めることで、相手のモチベーションが上がります。

「まみむめも」で任せる技術を磨く

任せる技術を簡単に覚えるために、この本では「まみむめも」の法則が提案されています。

1. ま(任せる): 信頼して仕事を任せる。

2. み(見守る): 過度に干渉せず、相手を見守る。

3. む(報いる): 成果をきちんと評価して褒める。

4. め(目指す): 次のゴールを提示する。

5. も(目的提示): 目的や意義を明確に伝える。

任せることの意外なメリット

実際に「正しい丸投げ」をすると、以下のようなメリットがあります。

まとめ: 任せることは技術であり、信頼の形

著:山本 渉
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仕事を「自分でやったほうが早い」と思うのは、ある意味で責任感の表れです。でも、その責任感が強すぎると、自分自身を追い詰めることになりかねません。

任せるコツ」では「正しい丸投げ」の方法を解説しています。人に正しく任せる技術を磨くことで、仕事の効率が上がり、チーム全体の成長にもつながります。まずは一歩踏み出して、「任せる」ことを実践してみてはいかがでしょうか?

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