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視野を広げ、 解像度 を上げる!思考力クイズ51問で仕事の質を高める方法

こんにちは!フルタニです。

今日は、権藤悠さん著『解像度が高い人がすべてを手に入れる』という本をご紹介します。この本では、 「仕事ができる人」 に共通する「解像度を高める力」について、51問のクイズを通して学ぶことができます。

僕も読んでみて、「これだ!」と思うアイデアがたくさんありました。今回はその中でも特に面白かったポイントを、具体と抽象を行き来しながらレビューしてみます!

『 解像度 が高い人がすべてを手に入れる』

解像度を高めるとは?

まず、「解像度が高い」とはどういうことでしょう?

簡単に言うと、 「物事を深く掘り下げつつ、全体像も見渡せる状態」 のことです。

たとえば、仕事の場面で「課題が見つからない」「いい解決策が思いつかない」と悩むことはありませんか? それは、物事を十分に掘り下げられていなかったり、逆に俯瞰して見られていなかったりするからかもしれません。

この本では、そんな悩みを解消するために 「具体と抽象を行き来する力」 を鍛える方法が紹介されています。

印象に残った3つの思考力

本書で特に印象的だった3つの思考力を紹介します。

1. 具体化思考力:他の人が気づけない問題を見つける力

問題解決の第一歩は、そもそも「何が問題か?」を正確に見つけること。この力を高めるには、「なぜ?」を繰り返すことが効果的です。

たとえば、業績が落ちている理由を考えるとき、「売上が下がったから」で終わらず、「なぜ売上が下がったのか?」と掘り下げて考える必要があります。

2. 抽象化思考力:他の人が見つけられない解決策を考える力

次に、見つけた問題を「どう解決するか?」を考えるステップ。ここでは、具体的な事象を抽象化してパターンを見つけることが重要です。

たとえば、「顧客満足度が低い」問題を解決するには、「満足度が高い状態とは?」を抽象的に捉え、そこから具体策を考えるわけです。

3. 具体と抽象を行き来する力:問題と解決策をつなぐ力

これが本書の肝ともいえる思考力。具体的な問題を抽象的に分析し、その結果を具体的な解決策に落とし込む。こうした往復運動を繰り返すことで、課題がよりクリアになります。

系統樹で思考をトレーニングする

本書の面白いポイントは、生物の「系統樹」を例に挙げていることです。系統樹は、細部を掘り下げつつも全体像を俯瞰するのに最適なモデル。

この上下の視点移動をトレーニングすることで、具体と抽象を行き来する力が鍛えられます。たとえば:

具体的な問題: 新商品の売れ行きが悪い

抽象的なパターン: 消費者のニーズに合っていない

具体的な解決策: ニーズ調査をして商品を改良する

こうした思考の流れが自然にできるようになります。

難しさを乗り越えるには?

実際に僕も、この「具体から抽象への思考」に苦戦しました。自分に知識が足りないと、どうしても途中で詰まってしまうんですよね…。

でも、本書のように 問題を小さく分解して考える 方法を試すと、少しずつ見える景色が変わってきます。特に、以下のポイントを意識するだけで効果がありました:

1. 「なぜ?」を3回以上繰り返す

2. 抽象的な言葉(価値、効率、満足度)で整理する

3. 他人のアイデアを素直に真似てみる

まとめ:解像度を高めることのメリット

解像度が高い人がすべてを手に入れる』は、思考力を鍛えるための具体的な方法が詰まった一冊です。

この本を通して学べるのは、単なる「問題解決力」だけではありません。仕事や日常の中で、自分の視点をより高め、価値を生み出す力を養うことができるんです。

もしあなたも、「もっと仕事ができるようになりたい」「考える力を鍛えたい」と思っているなら、この本を手に取ってみてください。きっと、新しい視点が得られるはずです!

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