どうも、フルタニです!
今日は菅原健一さんの『厚利少売』をご紹介します。
いやー、この本、タイトルからして刺さりますよね!「厚利少売」って。僕たちの耳に馴染みがあるのは「薄利多売」じゃないですか。たくさん売って利益を出そう!みたいな。でも、この本はその真逆を行く提案をしてるんです。
早速、どんな内容だったのかシェアしていきますね!
『 厚利少売 』を読んでみた!薄利多売の呪縛から解放される方法とは?
どんな本?
『厚利少売』は、言葉の通り、「少ない販売数で厚い利益を出す」という新しいビジネスの考え方を提案している本です。著者の菅原健一さんは、自身の経験をもとに、薄利多売から脱却するための具体的な思考法と行動様式を教えてくれます。
例えば、こんな問いかけから始まります:
- なぜ僕たちは「たくさん売らないといけない」と思ってしまうのか?
- 少なく売ることが、本当に悪いことなのか?
これを読んで「たしかに…」ってなりましたね。多く売るのが正義みたいな空気、ありますよね。
瀬戸弘司的に刺さったポイント
1. 「価値の本質を見極める」
菅原さんが強調しているのは、「価格=価値ではない」ということです。
薄利多売の考え方だと、とにかく値段を下げて量を売ることに集中しがち。でも、そうすると利益が減るだけじゃなくて、本来の価値が薄れてしまうこともあるんです。
たとえば…
• 高品質な商品やサービスが、「安いもの」だと思われる。
• 結果的に、顧客も「安さ」だけで選ぶようになる。
これって、YouTube動画にも通じる部分があるなぁと思いました。視聴数を稼ごうとして適当に量産してたら、結局自分の作りたいものが見えなくなっちゃうってこと、あるんですよね…。
2. 「ターゲットを絞る勇気」
これも心に刺さりました!菅原さんは、「すべての人に売ろうとするのはNG」と断言しています。むしろ、自分の商品やサービスを本当に必要としている人だけに届けることが重要だと。
例として挙げられていたのが、高級レストランやラグジュアリーブランドの戦略。彼らは大量のお客さんを求めるのではなく、少数の顧客に丁寧に対応することで信頼と満足度を高めているんです。
これを読んで、「僕の動画も、もっとコアなファンに向けて作ったらいいんじゃないかな…?」なんて考えたり。
3. 「時間とエネルギーを分散させない」
薄利多売だと、どうしても「量」を追い求めるので、時間とエネルギーが分散してしまいがち。でも、厚利少売では、その分一つひとつの商品やサービスに集中できるんです。
これ、僕自身も身に覚えがあります…。撮影も編集も一人でやっていると、あれもこれも手を出してしまって結局クオリティが下がること、ありますよね?
シニア世代にオススメな理由
『厚利少売』の考え方は、特にシニア世代にフィットする部分が多いと感じました。
- 「今までの経験を活かした、小さくても高品質なサービス」
- 「無理に多くの仕事を抱え込まず、少ないクライアントと深く関わる」
- 「時間を大切にしながら、適正な対価を得る」
リタイア後に新しい挑戦をしたい方や、フリーランスとして活動したい方にとって、この本はとても参考になると思います!
絶好調的レビュー
『厚利少売』は、薄利多売が当たり前になっている現代に対する強烈なアンチテーゼでした。
「たくさん売る」ことが成功ではない。むしろ、自分の価値をちゃんと伝えられる商品やサービスを作り、それに見合う対価を得るべきだ。
この考え方、めちゃくちゃ納得感がありました。僕も「クオリティの高い動画を丁寧に作っていこう」と改めて感じましたね!
読者の反響
- 「価値=相手の変化量」という考え方がとても腑に落ちた!
- 1.提供する価値に責任を持つ 2.供給量を絞る 3.「売上脳」ではなく「利益脳」 4.異常値になる
- 顧客に提供前後で何が、なぜ、どう変わったかヒアリングして自分の本質価値を探る。買ってくれた人に興味を持ち、顧客との会話から自分たちの新しい可能性を見出す。
こんな方にオススメ!
• 薄利多売に疲れてしまったビジネスパーソン
• フリーランスや個人事業主で、少ないクライアントと長く付き合いたい人
• シニア世代で、時間を大切にしながら新しい挑戦をしたい人
最後に
菅原健一さんの『厚利少売』、めっちゃ良い本でした!
「少なく売って、厚く利益を得る」という考え方、これからの時代にピッタリだと思います。
それではまた、次回のレビューでお会いしましょう!
バイバイッ!