【 宇宙兄弟 】迷ったときの名言集!あなたの背中を押す言葉とは?

どうも、フルタニです!

今回は、読んで心にジーンとくる『宇宙兄弟』の名言をランキング形式でご紹介します!やる気が出ない日や人生に迷ったとき、思い出したい言葉が満載。主人公たちの言葉を噛みしめて、僕たちも一歩前に進みましょう!

『 宇宙兄弟 』名言ランキング!心に刺さる名セリフを徹底解説

『宇宙兄弟』でそれぞれの言葉に込められた意味を詳しく解説します。

1位:「俺の敵はだいたい俺です」 (南波六太)

この言葉は、ムッタが抱える葛藤を率直に表現しています。周りの環境や他人の評価ではなく、最終的に自分を邪魔するのは自分自身であるという気づきを示しています。怠惰や不安、自己批判など、自分の中にある「敵」を克服しなければ、本当の意味で前進できないというメッセージです。

私たちもまた、自分自身の弱さや恐れが最大の敵であることが多いです。この言葉は、自己対話を深め、自分を乗り越える力を与えてくれます。

2位:「死ぬのは嫌だが 死ぬまでに宇宙に行けないってのは もっと嫌だ」 (南波六太: 6.8%)

ムッタの宇宙への熱い情熱を端的に表現した名言です。命の大切さを理解しつつも、それ以上に夢を叶えることが彼の人生における最大の目標であることが伝わります。「夢を追うこと」が何よりも重要であると語るこの言葉には、ムッタの真っ直ぐな人間性が表れています。

リスクを恐れて夢を諦めるのではなく、「それを成し遂げられない人生」を考えることで、本当に大切なことを見極める勇気が必要です。

2位:「グーみたいな奴がいて チョキみたいな奴もいて パーみたいな奴もいる 誰が一番強いか答えを知ってる奴いるか?」 (南波六太)

この名言は、個々の多様性とその価値を認めることを象徴しています。ジャンケンのように、グー・チョキ・パーはそれぞれ特性が異なり、優劣をつけることはできません。ムッタがこの例えを使うことで、「人はそれぞれ異なる強みを持っている」ということを、ユーモアを交えながら教えてくれます。

他者との比較ではなく、自分の強みを見つけて生かすことの大切さを学べます。

4位:「悩むなら なってから悩みなさい」 (金子シャロン)

シャロンが発したこの言葉は、挑戦する前に悩みすぎて動けなくなってしまう人に向けたものです。「まずやってみる」という行動を起こす大切さを、力強くシンプルに伝えています。どれだけ考えても実際に体験しなければ分からないことが多く、挑戦そのものが答えを導いてくれることを示唆しています。

悩んで動けなくなるより、行動して学ぶことが重要です。完璧な準備を待つのではなく、一歩踏み出す勇気を持つことが求められます。

5位(同率):「本気でやった場合に限るよ 本気の失敗には価値がある」 (南波六太)

この言葉は、夢や挑戦に対するムッタの真摯な姿勢を象徴しています。本気で取り組んだ結果の失敗は、単なる過ちではなく、その人にとっての大きな成長の糧となるというメッセージが込められています。

ムッタ自身、何度も困難に直面しながらも諦めずに前進する姿を見せています。この名言は、失敗を恐れて挑戦を避ける人々に向けられた励ましとも言えるでしょう。

「失敗を恐れるより、本気で取り組むことで得られる成長や経験を大切にすること」が、何事にも挑むための原動力となることを教えてくれます。

5位(同率):「宇宙服は俺らの味方だ」 (南波六太)

この言葉は、宇宙飛行士としての南波六太が、過酷な環境下でも道具や技術への信頼を持っていることを示しています。宇宙服は、単なる装備品ではなく、宇宙飛行士たちの命を守り、夢を実現させるためのパートナーのような存在です。

ムッタのこの言葉からは、「自分たちが依存する技術やツールを信頼する心」が感じられます。そして、それは道具に対する敬意と感謝の気持ちでもあります。

仕事や生活で使用する道具やシステムもまた「味方」であり、それらを信頼し、活用することが大切だと気づかされます。

5位(同率):「『どっちが楽しいか』で決めなさい」 (金子シャロン)

シャロンのこの言葉は、人生の選択において迷ったときの基準をシンプルに提示しています。複雑に考えすぎて動けなくなるよりも、「自分にとって楽しいかどうか」という感覚的な判断基準を大切にするべきだというメッセージです。

シャロンはムッタやヒビトにとって師匠のような存在であり、彼女の言葉は彼らをいつも支え、背中を押してくれます。このセリフもまた、ムッタたちが選択に迷う中で、大切な指針となる一言です。

選択肢に迷ったとき、「どちらが自分の心を躍らせるか」を基準にすると、より後悔のない決断ができることを教えてくれます。

8位:「失敗を知って乗り越えたモノなら それはいいモノだ」 (南波六太)

ムッタのこの言葉は、失敗を単なるミスと捉えるのではなく、成長や進化の過程として受け止めることの重要性を教えてくれます。どんなに優れたものでも、失敗や試行錯誤を経てこそ価値が生まれるという視点です。

失敗はネガティブなものとして捉えがちですが、それを克服することで得られる成長や成果にフォーカスすることで、よりポジティブに前進することができます。

8位:「大事なのは“できる”という経験を得ること」 (イヴァン・トルストイ)

この言葉は、挑戦して何かを「できるようになる」ことがどれだけ人生にとって大きな力になるかを示しています。結果ではなく、その過程で得られるスキルや経験こそが人生の糧になるという哲学が込められています。

何事も「できる」という経験を積み重ねることが大切です。結果が思わしくなくても、「やった」という事実が自信と次のステップへの原動力になります。

8位:「やめてしまうのは簡単だ 続けた先に得るものは必ずある」 (吾妻滝生)

吾妻のこの言葉は、困難に直面したときこそ続けることの重要性を説いています。「やめる」という選択は容易ですが、その先に見える景色を諦めないことが本当の価値を生むのです。この名言は、忍耐や継続力が成功の鍵であることを力強く示唆しています。

続けることでしか得られない成果や学びがあります。一時の苦しみや迷いを乗り越えた先に、充実感や成長が待っていることを信じることが大切です。

11位:「最下位でも何でもいいから 絶対……ゴールまで歩いてやる 1位と最下位との差なんて大したことねーんだよ ゴールすることとしないことの差に比べりゃ」(南波六太:3.7%)

ムッタのこのセリフは、宇宙飛行士という大きな夢に向かって歩み続ける中で、彼自身が何度も壁にぶつかりながら得た哲学です。一度挫折を味わい、再挑戦している彼だからこそ、「ゴールに到達する」ことの重要性を深く理解しています。

この言葉には、「努力の価値は順位や速さで測れない」というメッセージが込められています。どんなに時間がかかっても、途中でやめてしまうのと最後まで歩き続けるのとでは、大きな違いがあるという考え方です。

ムッタの人間味あふれるキャラクターが、このセリフにはよく表れています。弟のヒビトと比べられることが多い彼ですが、自分なりの歩み方を模索しながら夢を追う姿は、読者の共感を呼びます。特に「1位と最下位の差は大したことない」という部分は、勝ち負けだけに目を向けがちな現代社会に対する優しい励ましとも取れます。

この名言は、『宇宙兄弟』の核心ともいえる「諦めない心」「挑戦を続けること」の大切さを凝縮した一言です。順位や評価を気にしすぎず、自分のペースでゴールを目指したい人にとって、力強いメッセージとなるでしょう。

宇宙兄弟をヒットさせた編集者・佐渡島庸平さんのエピソード

『宇宙兄弟』の成功に大きく貢献したのが現・コルク代表の編集者・佐渡島庸平さんです。佐渡島さんは、漫画編集の枠を超えた独自の視点と行動力で知られる人物で、宇宙兄弟の発掘は彼の存在が大きく関係しています。

1. 作者・小山宙哉さんとの出会い

佐渡島さんは『宇宙兄弟』の作者である小山宙哉さんに「宇宙飛行士をテーマにした漫画」を提案しました。小山さんが持つ宇宙への関心を引き出し、それを物語の核に据えたのです。

彼は、作家の隠れた才能や興味を見つけ出し、それを最大限に活かすことに長けていました。

2. ターゲット層を広げた戦略

当時、漫画市場では青年向けや少年向けのジャンルが明確に分かれていました。しかし『宇宙兄弟』の立ち位置はそこにはありませんでした。

佐渡島さんは『宇宙兄弟』を「すべての大人に響くヒューマンドラマ」として展開しようと考えました。漫画がヒットしないのはなぜか、佐渡島は2つの可能性を考えたのです。

1つは、自分の感覚が間違っているのではないかということ。もう1つは、届けるべき人に作品が届いていないのではないかということ。前者であれば自分の感覚を変えなければならない。そこで目をつけたのが若い女性層でした。

日頃、男性向け漫画を読まない層に届けるため、佐渡島さんは知り合いの美容室に作品を無償で置くことを考えました。すると待ち時間に作品を読んだ女性客から評価が上がり始めたのです。

女性たちが共感したのは「夢を追う兄弟」という普遍的なテーマと、リアリティのある宇宙飛行士の描写でした。彼女たちの口コミから幅広い読者層を取り込むことに成功しました。

3. リアルな宇宙描写の追求

物語の説得力を高めるために、佐渡島さんはNASAやJAXA(宇宙航空研究開発機構)に協力を依頼。実際の宇宙飛行士や専門家に取材し、科学的に正確でリアルな描写を実現しました。この徹底したリサーチが、作品の信頼性を高めています。

4. 「夢と現実」のバランスに注力

佐渡島さんは『宇宙兄弟』を単なる「夢追い物語」にせず、現実の厳しさを描くことにも重きを置きました。例えば、宇宙飛行士選抜試験の厳しさや、夢を追うことで家族や周囲との間に生じる葛藤。これにより、読者はキャラクターたちに深く共感できるようになりました。

5. 映像化によるブームの火付け

『宇宙兄弟』が映画化やアニメ化された際も、佐渡島さんはその中心にいました。メディア展開を通じてさらに多くのファンを獲得し、作品の魅力を広く伝える戦略を立案しました。映像作品でも原作のエッセンスが忠実に再現され、原作ファンと新規ファンの双方を満足させる結果となりました。

6. 独立後の影響

2012年、佐渡島さんは講談社を退社し、クリエイターエージェント「株式会社コルク」を設立。作家や漫画家がより自由に創作できる環境を作ることを目指しました。『宇宙兄弟』で培った成功のノウハウや理念は、コルクでの活動にも生かされています。

まとめ

宇宙兄弟』のセリフは、キャラクターの人生経験が反映されていて、現実にも応用できるものばかり。その背景には著者である小山宙哉さんを発掘し、ともに作品を育てた佐渡島さんの姿がありました。

佐渡島さんの編集哲学は、「作家の内なる声を引き出し、共に作品を育てる」ことにあります。彼は「作家が何を言いたいのか、どんな物語を届けたいのか」を深く理解し、それを具現化するためのアイデアや戦略を提示するスタイルを貫きました。

佐渡島庸平さんの鋭い洞察力と行動力、そして作家との密なコミュニケーションが、『宇宙兄弟』を世の中に届ける原動力となりました。彼の手腕がなければ、『宇宙兄弟』の普遍的なメッセージはここまで多くの人に届かなかったかもしれません。

【出典】『宇宙兄弟』の名言ランキング! やる気が出るものから英語の名セリフまで | マイナビニュース

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元テレビ番組制作者。NHKでEテレやってました。窓際の時、筑波大映像制作講師を務めたことをきっかけに副業開始。雇止めされた66歳。動画制作者として撮影から完プロまでワンオペの映像制作を本格稼働しました。メタバースは完全素人。360度動画制作に強い興味を感じています。未来を信じ、感謝の気持ちを忘れないで生きていく。動画サイトもやってます。oiuy.net