こんにちは!フルタニです!今回は、僕が大好きな本のひとつ、喜多川泰さんの『手紙屋 〜僕の就職活動を変えた十通の手紙〜』について語っていきます。
この本、就活に悩んでいる人だけじゃなくて、社会人の方にもすごく響く内容なんですよね。
何度読んでも学びが深まる『 手紙屋 』の魅力
「手紙屋」ってどんな本?
主人公の諒太は、就職活動中に「手紙屋」と名乗る不思議な人物と手紙を通じてやり取りをすることになります。諒太はその中で、自分が「何のために働くのか」を考え、成長していくんです。
10通の手紙には、人生や働くことについての深い洞察やアドバイスが詰まっていて、読んでいる僕たちも一緒に成長させられる感じがします。例えばこんなフレーズがあります:
「倒れなかった者が強いんじゃなくて、倒れても立ち上がる者が本当に強いんだよ」
いや〜、グッときませんか?
葬送のフリーレンでアイゼンが語った「戦士ってのは最後まで立っていた奴が勝つんだ」を連想しました。いずれも強い言葉ですよね。
つらいときほど、このような言葉を思い出すと励みにすることができます。
何が学べるのか?
この本のすごいところは、単なる就活ハウツーではなく、働くことの「本質」を教えてくれるところです。「仕事とは多くの人から必要とされるための手段である」という考え方や、「情熱を頼りに生きる」という言葉に触れると、自分の働き方や生き方を見直したくなります。
そして、それが物語形式で描かれているから、堅苦しくなくて読みやすい!物語の中で主人公と一緒に学び、気づき、時には泣きそうになる…そんな体験ができます。
感想:読むたびに違う学びがある!
実は僕、この本を読むのは3回目なんです。でも不思議なことに、毎回新しい気づきがあります。
たとえば最初に読んだときは「定年後は自立しよう!」っていう気持ちになったのですが、その時になってから読み返すと、「働く意味」についてもっと深く考えるようになりました。多分転職活動中の人も読むとこの本の価値を感じられるんではないでしょうか。
本書をどう活かすか?
この本から得られる教訓を、実生活で活かす方法をいくつか挙げてみます:
1. 日々の行動に情熱を注ぐ
今やっている仕事が何であれ、それに全力を注ぐことで、未来の可能性が広がる。
2. 自分を変える本を読む習慣を持つ
本書のように「自分の視野を広げてくれる本」との出会いを大切にしたいですね。
3. 一歩を踏み出す勇気を持つ
この本を読むと、「とりあえずやってみよう」という気持ちになれます。何かに迷ったら、その瞬間に行動を起こすことが大事です。
気になる点
一点、今読むと気になるのが主人公も含め牧歌的にすぎる点。だってそうでしょ。街で出会った見知らぬ人に呼び止められたら、誰だって身構えるはず。
主人公、まに受けすぎです。壺やトクリュウの餌食です。
「仕事=多くの人から必要とされるための手段」という考え方も、ライフワークバランスが重要とされるいまどきにはそぐわなくなってきてるんじゃないかとも思いました。
まとめ:就活だけじゃない、人生のための一冊

『手紙屋 〜僕の就職活動を変えた十通の手紙〜』は、就職活動中の方はもちろん、社会人や転職活動中の方にもおすすめの一冊です。「働くことってなんだろう?」と迷ったとき、この本がきっと力になってくれるはず。
ぜひこの本を手に取ってみてください。そして、あなた自身の「働く意味」を考えてみませんか?
もし読んだことがある方は、人に勧めてみてはいかがでしょうか。それでは、また!