こんにちは、フルタニです！
今日は、めちゃくちゃ面白い本を紹介します。それがこちら――『確率思考で市場を制する最強の投資術』。著者はアナリストのエミン・ユルマズさんと、ポーカープレイヤーの木原直哉さん。えっ、ポーカーと株式投資が関係あるの？と思ったそこのあなた、まさにその視点がこの本の核心なんです！ギャンブルと投資に通じる「確率」の世界、ぜひ一緒に覗いてみましょう。
「 確率思考 」で市場を制する最強の投資術！ポーカー×株式投資の意外な共通点
ポーカー×株式投資、意外な共通点とは？
この本のテーマは、ずばり「ポーカーと株式投資の共通点」です。ポーカーの勝利の鍵は、カード運だけでなく「確率思考」と「意思決定」のスキル。株式投資も同じく、未来を正確に予測することはできなくても、確率的な思考でリスクを管理しながら意思決定を行う必要があります。
木原さんが語る「ポーカーのプレイ中にどうリスクを見極め、資金を管理するか」の話は、投資家にとってもヒントの宝庫です。例えば「期待値」の考え方は、ポーカーでも投資でも共通して重要。勝ち目が低い勝負に無理して挑むのではなく、勝率とリターンが釣り合うところで勝負する。それが、成功の鍵だとこの本は教えてくれます。
投資初心者に響く「具体例」が盛りだくさん
この本、ただの理論書じゃありません！実際の投資の意思決定に関する具体例が満載で、どれも無駄がなく、ぎゅっと詰まっています。たとえば、木原さんが話す「流動性が低い小型株は意外と下がらない」という考え方。普通は「流動性がない＝危険」と思われがちですが、ここに新しい視点を提供してくれるのが本書の魅力です。
「確率思考」がもたらす投資の進化
「確率思考」を身につけることで、投資の意思決定が進化する――これが本書の主張です。エミンさんは、株式市場の動きがポーカーのゲームのように「不確実性の中での意思決定」に似ていると解説しています。この視点を持つと、投資がただの「博打」ではなく、合理的な戦略ゲームに見えてくるんです。
木原さんが語る「負けるときの対処法」も秀逸です。ポーカーでも投資でも、負けを最小化するのが重要。損切りをためらう心理をどう克服するか、具体的なアドバイスが載っています。
ギャンブルと投資の違いと共通点
投資をギャンブルと混同する人もいますが、この本ではその違いも明確に説明されています。
僕の場合は投資を始めたのは退職前でしたが、一年目はかなりの損出を出しました。しかし、致命傷的な投資はしなかったため、三年目には利益を出すことに成功。インデックス投資や高配当株投資という比較的安全牌を見つけることができました。
本書で述べられているポイント「期待値」と「リスク管理」いの意味も体感的にわかるようになりました。ギャンブルは短期的な運の要素が強いのに対し、投資は長期的な戦略で期待値を上げることができます。
ただ、共通点もあるんですよね。ポーカーと投資の両方で成功するためには、「情報の非対称性」を活かすスキルが不可欠。誰も気づいていない情報をどう活用するか――これがゲームチェンジャーになります。
読んで得られる実践的なヒント
この本を読んで、僕が「なるほど！」と思ったポイントをいくつかご紹介します。
1. 確率思考の重要性
結果ではなくプロセスを重視する。勝ち負けではなく、正しい判断を繰り返すことで成果を積み上げる考え方。(僕の場合は下落シーンでは焦らず保有を続け、状況をみながら数数程度購入して平均値を下げるなどです。)
2. リスク管理
投資でもポーカーでも、「負けないこと」が成功への第一歩。リスクをどう限定するかが勝利の鍵。
3. 意思決定のスピード
チャンスは一瞬で訪れることが多い。適切な判断を迅速に行う力を鍛えることが重要。(僕も負け続けている期間に体で学びました。損失回避の心理状態に引きずられると傷を広げます)
まとめ
ポチップ
投資家だけでなく、すべての人に読んでほしい！
『確率思考で市場を制する最強の投資術』は、投資に興味がある人はもちろん、普段から意思決定に悩む全ての人に役立つ一冊です。ポーカーの話がメインなので、難しい専門用語も少なく、スラスラ読めるのもポイント。読めば確率的な思考が身につき、仕事やプライベートの選択肢が広がります。
投資は「未来を当てる」ことではありません。不確実性の中でどうベストな選択をするか。そのための考え方が、この本には詰まっています。僕もこの「確率思考」を活かして、資産運用の腕を磨きこれからの人生をさらに楽しく、効率的にしていこうと思いました！
ぜひ、皆さんも読んでみてください！
