どうも!フルタニです✨
今日は福永耕太郎さんの「電通マンぼろぼろ日記」を読んでみました!これは一言でいうと、「バブル時代のリアル広告戦記」。もう、全ページから昭和後期~平成初期の熱気と混沌が漂ってきますよ。どんな内容なのか、感想を交えつつご紹介します!
「 電通マンぼろぼろ日記 」を読んで共感する、あの時代のヤバさ
📖 ざっくり内容と印象的な描写!
筆者の福永さんは1960年生まれ。僕より少し若い世代の人ですが、書かれている内容は、もう別世界の話!
当時の電通を中心とした広告業界の裏側が、「これ書いて大丈夫?」っていうぐらい生々しく描かれています。薄いモザイクがかかっているものの、具体的すぎる描写に時代のリアルが浮かび上がってきます。
知人にも何人か大手マスコミや広告関係者の知人がいますが、怖くて裏取りができません。内部通報レベルの内容で、同世代人としてほぼ真実と断言できるから。
🕰 バブルの象徴的なエピソードたち
• 24時間戦えますか?の世界
あのリゲインのCMをリアルに体現したような日常!月曜から金曜までは接待漬け、週末はゴルフや高級クラブ…。いや、体力どうなってるんですか⁉️
• 電通の特権っぷりがすごい
• 「シータク(タクシー)券がある」って何!? 郊外に自宅があるとしたら片道一万円。帰宅ラッシュでも上司の決済もあいまいにタクシーに乗れるなんて、まるでVIP待遇!
• ボーナスが半期で5ヶ月分!? さらに残業代と出張費もドカンとつく…いや、これ今じゃ考えられない!
• Jリーグやジャニーズも登場
• Jリーグのブラジル取材企画を出せば、海外出張も簡単にゲット!
• そして登場する「ジャニーズのN」は、どう読んでも中居くん。これ言っちゃっていいの!?
🎯 読んでみて思ったこと
1. バブル時代の「異常なリアル」が鮮やかすぎる!
バブル期の電通が、いかに豪勢で破天荒だったかがリアルに伝わってきます。接待漬けの毎日、料亭や高級クラブでの豪華な時間。僕なんか、そんな世界想像もできませんよ(笑)。
2. 広告マンとしてのプロ根性も見える
ただ豪遊してただけじゃないんです。通販大手のJ社やS損保の競合プレゼンでは、死ぬ気でクライアントを取りにいく。緻密な戦略と熱意がそこにはあって、単なる「バブルの遺物」とは片付けられないのが面白い!
3. 読者をグイグイ引き込む文章力
モザイクがかかっているとはいえ、描写が詳細すぎて、当時の空気が見えるよう。大きな企業の裏側がこんなにもあけすけに語られるのって、かなり貴重です。
🛠 この本をおすすめしたい人!
- 広告業界の歴史に興味がある人
- バブル時代のリアルを知りたい人
- 現代の働き方を考え直したい人
- いつかこの世界に入りこくで、甘い汁を舐めてみたい人
🎉 まとめ!
「電通マンぼろぼろ日記」は、バブルの狂騒とその中で生きた人々のリアルを知る貴重な記録!福永さんが書いた当時の「電通のすべて」は、一見華やかだけど、裏には苦しさと葛藤が隠れています。
読んでいると、「働くって何だろう?」と考えさせられるし、当時の価値観と今の違いがすごく見えてきます。バブルの熱狂を垣間見たい人には全力でオススメ!
それじゃあまた、次回の書評でお会いしましょう!バイバーイ!👋