センスのよい考え には、『型』がある を読んでみた!

みなさんこんにちは!フルタニです!

今日はね、佐藤真木さんと阿佐見綾香さんの『センスのよい考えには、「型」がある』という本を読んでみたので、感想を語りたいと思います。

これ、タイトルからして気になるでしょ?

「センスって生まれつきのものじゃないの?」とか、「型なんてあったらセンスが台無しじゃん!」って思ったあなた!実はこの本を読むと、そのイメージがガラリと変わりますよ。

「 センスのよい考え には、『型』がある 」を読んでみた!

型があるから自由になれる!?

この本で語られているのは、センスのよい考えって、実はしっかりとした「型」に基づいているということ。

センス=直感とか才能じゃなくて、実際には「型」を身につけて使いこなすことで誰でもセンスのよいアウトプットができるようになるんですって。

これ、僕的にはめっちゃ衝撃的でした!

型を学べば、センスが磨けるなら、なんか希望が湧いてきませんか?

印象に残った「型」

この本では、考えを整理したりアイデアを生み出したりするための具体的な「型」がたくさん紹介されています。

その中でも特に僕が「これ使えるじゃん!」と思った3つをピックアップしますね。

1. 「抽象と具体の往復」

センスのよい考えって、抽象的なアイデアと具体的なアイデアを行ったり来たりすることから生まれるらしい。

例えば、「楽しいイベントを企画したい!」という抽象的な目標から、実際に「キャンプ場で謎解きゲームをやる!」みたいな具体案を考える。そしてまた、それを抽象化して「チームワークが深まる企画」に発展させる。

この「行ったり来たり」がポイントなんですよ!僕も動画の企画を練るときに、この型を使ってみようと思いました。

「制約の中で自由に」

センスを発揮するには、実は「制約」が重要。

自由すぎるとアイデアが散らかっちゃうけど、逆に制約を設けると、その中で自由に工夫することでクリエイティブになれるんですって。

例えば、「予算はこれだけ」とか「動画の長さは3分以内」とか、自分でルールを決めてみる。制約があるからこそ、そこにセンスが生まれるんですね!

「出世魚モデル」

中でも注目は、センスのよい考えを生む「出世魚モデル」と呼ばれる独自のフレームワーク。

自分の感覚でとらえた違和感を掘り下げて言語化し、それを「インサイト」に変える過程を誰でも再現できる形でまとめるものです。

自分の感覚でとらえた違和感とはなんかこう、「ん?これっておかしくない?」みたいなアレです。

実はそれ、放っておくともったいない。ちゃんと考えると、「なるほど!そういうことだったのか!」って気づきに変えられるんです。これを「インサイト」にするって言います。

① 違和感をキャッチする

まずは、「あれ?なんか変じゃない?」って思う瞬間を見逃さないこと!

みなさん、違和感って日常のあちこちに転がってますよね。

• 友達の態度がちょっと変かも。

• 昨日まで楽しかったゲームが急に飽きたぞ?

• 学校のルール、なんか理不尽じゃない?

これ、全部「違和感」の正体です。「まあいっか~」って流さずに、「これ、なんで?」って立ち止まってみてください。

② 違和感の正体を探る

次に、「この違和感、なんで感じたんだろう?」と掘り下げてみましょう。

ちょっと考えてみると、「あ、これが原因かも」っていうヒントが見えてきます。

例を出しましょうか。

友達の態度が変? → 最近、私の話を聞いてくれない気がする…。

ゲームが飽きた? → ずっと同じことの繰り返しで、新しい刺激がないな…。

学校のルールが理不尽? → なぜこのルールが必要なのか説明がないから納得できない!

こうやって、自分の違和感の理由を言葉にしていきます。

③ 自分の気持ちと結びつける

「なんでそう感じたんだろう?」ってさらに深掘りします。

自分の体験や気持ちを振り返ると、いろいろ見えてくるんです。

たとえば…

• 友達の話 → あ、自分も最近あんまり友達の話を聞いてなかったかも。

• ゲーム → 本当は、新しいことに挑戦したいって思ってるのかも?

• 学校のルール → もし自分がルールを作るなら、もっとみんなが納得できる理由を考えたいな。

こんなふうに、違和感を自分ごととして考えてみると、面白くなってきますよ。

④ 気づきをまとめる

ここまできたら、最後に「気づき」をまとめます。これが「インサイト」です!

たとえば、こんな感じ。

友達の話 → 「人は話を聞いてもらえると、もっと仲良くなれる」

ゲーム → 「同じことばっかりだと、楽しいものも飽きちゃう」

学校のルール → 「ルールには納得できる理由が必要だ」

どうです?自分の違和感が、「なるほど!」って気づきに変わりましたよね。

⑤ インサイトを行動に活かす

最後に、そのインサイトを使って何かやってみる!

友達の話 → 明日は友達の話をじっくり聞いてみよう!

ゲーム → 自分で新しいルールを考えてみようかな?

学校のルール → 先生に「なんでこのルールがあるの?」って聞いてみよう!

インサイトを見つけるだけじゃなくて、そこから一歩踏み出すと、人生がちょっと面白くなるんです。

センスのよいアウトプットは、何かを足すよりも「引く」ことが重要。

余計な要素を削ぎ落とすことで、本当に大事な部分が際立つんです。これはまさにミニマリズムの考え方ですね。

僕もこれを読んで、「やたらと動画にいろんな要素を詰め込むのはやめよう」と心に誓いました(笑)。

まとめ:型を知れば、センスは磨ける!

著:佐藤 真木, 著:阿佐見 綾香
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センスのよい考えには、「型」がある』を読んでわかったのは、「センスのよい考え」って才能じゃなくて、型を知って練習すれば誰でも身につけられるということ。

アイデアを出すのが苦手だな~と思っている人でも、この本を読めば考えるのが楽しくなるはず!

僕もこれから、自分なりの「型」を意識して動画や企画を作っていこうと思います。

みなさんもぜひ、読んでみてください!センスの可能性が広がる一冊です。

それでは、また次回!

ABOUT US
violet
元テレビ番組制作者。NHKでEテレやってました。窓際の時、筑波大映像制作講師を務めたことをきっかけに副業開始。雇止めされた66歳。動画制作者として撮影から完プロまでワンオペの映像制作を本格稼働しました。メタバースは完全素人。360度動画制作に強い興味を感じています。未来を信じ、感謝の気持ちを忘れないで生きていく。動画サイトもやってます。oiuy.net