スマホ依存に要注意!『 スマホ脳 』が教える健康的な付き合い方

こんにちは!フルタニです。

みなさん、スマホとどんな関係を築いていますか?「スマホ脳」という言葉を聞いたことがありますか?これ、ただのキャッチーな表現じゃないんですよ!実は人間の脳がスマホに支配される仕組みをめちゃくちゃ科学的に解説してくれる本があるんです。その名も スマホ脳、著者はスウェーデンの精神科医アンデシュ・ハンセンさん。これ、読んだ瞬間に「うわ、俺やばいわ…」って思いました(笑)。

今日は、この本の内容をざっくりまとめつつ、スマホとうまく付き合う方法を考えていきたいと思います!

スマホ脳 に支配されてませんか?依存と集中力の話【スマホとの付き合い方】

スマホ脳ってどんな話?

私たちの脳って、なんと狩猟採集時代から大して進化していないらしいんですよ。脳は、常に「新しい情報を探し続ける」ように設計されています。昔はこれが命を守るために必要でした。危険を察知するために、気が散りやすくマルチタスクが苦手な脳がちょうどよかったんですね。

でも現代ではどうでしょう?スマホの登場で、通知が鳴りやまない!新しい情報が押し寄せる!これが脳にどう影響を与えているのか、ハンセンさんが教えてくれます。

狩猟採集時代の脳 VS 現代社会

私たちが持つ脳の構造や機能は、実は数万年前の狩猟採集時代からほとんど進化していないといわれています。この時代、脳は「生き残るため」に最適化されていました。獲物を追い、危険を察知し、限られた資源を効率よく使うことが最優先。つまり、情報を素早くキャッチし、素早く対応する能力が重要だったんですね。

狩猟採集時代の脳の特徴

1. 注意散漫であることがメリットだった

昔は注意力散漫でいることが命を守るために必要でした。例えば、狩りをしているときに「獲物だけを集中して見つめる」のではなく、「周囲の危険にも目を配る」能力が重要だったのです。

現代ではどうか? スマホやSNSの通知にすぐ反応してしまうのも、脳が「新しい情報を探せ!」と指令を出しているから。

2. マルチタスクが苦手

狩猟採集時代の人間は、一度に多くのタスクを処理する必要がなかったため、脳は基本的に「一つのことを処理する」ことに特化していました。

現代ではどうか? スマホやパソコンを使いながら同時に仕事や会話をこなす現代人。結果、脳がオーバーロードしてストレスが増大します。

3. 「新しい情報」に敏感

新しい情報を素早く取り入れることは、生き残るために必須でした。例えば、「あの森に新しい獲物がいるらしい」や「天候が急変した」などの情報を得ることは、死活問題だったのです。

現代ではどうか? SNSやニュースアプリの更新に夢中になる理由はここにあります。脳が「新しい情報は重要だ」と考える仕組みが、スマホ依存を助長しています。

現代社会とのミスマッチ

狩猟採集時代と現代では、環境が全く異なります。当時は情報の流入が少なく、「必要なときに必要な情報を得る」ことで効率的に脳を使えていました。

しかし、現代はどうでしょう?

• 24時間絶え間なく流れ込む膨大な情報。

• スマホやパソコン、テレビがひっきりなしに注意を引く。

• 「やらなければならないこと」がリストになって山積み。

こうした環境では、狩猟採集時代に最適化された脳は対応しきれず、ストレスや疲労感、集中力の低下を引き起こしてしまうのです。

どうすれば現代に適応できるのか?

アンデシュ・ハンセンさんは、このミスマッチを解消するために以下の方法を提案しています。

1. 情報の流入を制限する

通知をオフにしたり、スマホを物理的に遠ざけたりして、「新しい情報に反応する」時間を減らす。

2. 単純作業に没頭する時間を作る

運動や瞑想、家事のような単純作業は、脳をリセットするのに効果的。

3. 自然との接触を増やす

狩猟採集時代の脳にとって、自然は本来の環境。散歩やアウトドア活動を積極的に取り入れることでストレスを軽減できます。

スマホとドーパミンの話

スマホをチェックすると「いいね」がついてたり、新しいメッセージが来てたり。これ、脳がドーパミンという快楽物質を分泌する瞬間なんです!このドーパミンが気持ちよくて、私たちは何度もスマホを手に取っちゃうわけです。

でも、これが続くとどうなるか?

答えは「依存」。脳が「もっともっと」と要求して、気づいたらスマホを手放せなくなっちゃうんですね。特に10代の若者はこの影響を受けやすいとハンセンさんは指摘しています。

スマホが置いてあるだけで集中力が低下!?

え、スマホ触ってないのに集中力が下がるってどういうこと?と思いますよね。実はこれ、ハンセンさんの本で一番衝撃的だった部分かもしれません。スマホが視界に入るだけで、脳は「今は使わなくても、後で使うかも…」と気を取られるそうです。これ、マジで怖くないですか?机の上にスマホがあるだけで勉強や仕事のパフォーマンスが落ちるなんて…。

どうやってスマホ脳と戦う?

ハンセンさんが提案している対策は、主に以下の3つ。これ、かなり実践的です。

1. スマホの使用時間を制限する(目安は1日2時間)

スマホをダラダラ触らないように、使用時間を決めるのが大事。タイマー機能や「スクリーンタイム」を活用して管理するといいですね。

2. 運動する

ハンセンさんいわく、運動は脳にとって最強のデトックスなんですって!軽く散歩したり、ジムに行ったりするだけでも、脳のリセットに効果的です。

3. スマホを物理的に遠ざける

勉強や仕事に集中したいときは、スマホを視界に入れないのが鉄則!できれば別の部屋に置いちゃいましょう。

まとめ:スマホは敵か味方か?

著:アンデシュ・ハンセン, 翻訳:久山葉子
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スマホは便利なツールだけど、私たちの脳を疲れさせる一面も持っています。スマホ脳を読んで思ったのは、スマホを完全にやめる必要はないけど、上手に付き合う工夫をしないと損するなってことです。

「スマホ脳」に支配されないために、まずは自分の使い方を見直してみませんか?ハンセンさんのアドバイスを実践して、健康的なスマホライフを目指しましょう!

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violet
元テレビ番組制作者。NHKでEテレやってました。窓際の時、筑波大映像制作講師を務めたことをきっかけに副業開始。雇止めされた66歳。動画制作者として撮影から完プロまでワンオペの映像制作を本格稼働しました。メタバースは完全素人。360度動画制作に強い興味を感じています。未来を信じ、感謝の気持ちを忘れないで生きていく。動画サイトもやってます。oiuy.net