こんにちは、フルタニです!いや~、今日紹介する本、なかなか渋いですよ!元日経新聞記者であり、現在はnoteで大人気の後藤達也さんが書いた『転換の時代を生き抜く投資の教科書』です。
名前からして「超難しそう」って思うじゃないですか?でもこれが、意外にもわかりやすくて読みやすいんですよね~。投資の話だけじゃなくて、経済の基本がしっかり押さえられる。これ、初心者にはかなり嬉しいポイントです!
ではさっそく、本書の魅力を分かりやすく見ていきましょう。
転換の時代を生き抜く 投資の教科書
経済の仕組みがスルスル頭に入る!
投資の話をする前に、「経済ってそもそも何?」みたいな基礎からスタートするんですよ。
たとえば、株価がなぜ上下するのか?日経平均株価やダウ平均ってどう見ればいいの?なんて疑問、ありませんか?
本書では、こんな初心者がつまずきがちなポイントを丁寧に解説してくれます。
レストラン運営の例えが秀逸!
「経済を知るにはレストランを運営してみよう!」という例え話があるんですが、これがめちゃくちゃ分かりやすい。売上や利益、固定費と変動費、これらをレストランのメニューや経営の中でどう考えるかを説明してくれるんです。これを読むと、「あ~、経済ってこういうことか!」とスッと腑に落ちます。
日経新聞が読めるようになる魔法の一冊
投資を始めると、「とりあえず日経新聞を読もう!」なんて聞きませんか?でも、いざ開くと専門用語だらけで挫折しちゃうことも…。
でもね、この本を読めば、日経新聞の記事がどう構成されているか、どこに注目すればいいかが分かるようになるんです。具体的なニュース記事の読み方が書かれているので、新聞を開くのがちょっと楽しくなりますよ!
投資初心者へのメッセージ:NISAから始めよう
「投資って怖いよね」と感じる方、安心してください。本書のアドバイスは実に現実的!初心者にはまずNISAを活用した投資信託の積み立てをおすすめしています。株式投資の醍醐味を感じるためには、まず市場に長く居続けること。これが一番重要だと強調されています。
日本株やアメリカ株への個別投資も、本書を読むとハードルがグッと下がりますよ!
初心者でも手を出せる米国株の魅力と第一歩のススメ
「初心者のステップとしてはまずNISAを活用した投信の積み立てがおすすめですが、ゆくゆくは日本やアメリカの個別企業の株を買い、投資の醍醐味を感じてもらえれば」
この一文、投資初心者にとってはとても役立つアドバイスなんです!僕は投資をはじめて五年になるのですが、四年前から米国株を始めました。ちょっと脱線して米国株の魅力を語ります。
初心者にとって外国株はヤバそうと感じる人も多いと思いますが、仕組みがわかれば大丈夫でした。本書では初心者がどうやって米国株投資を始めるか、何が魅力なのかを分かりやすく解説していきます。
NISAで最初の一歩を踏み出す
まず、「NISA」って何?という方もいると思います。NISA(ニーサ)は、投資で得た利益が非課税になる、日本政府が推進する制度です。投資で得られる「配当金」や「値上がり益」に通常は20%ほどの税金がかかりますが、NISA口座を利用すればその税金がゼロになります。
初心者におすすめの理由は、次の通りです:
1. 少額からスタートできる:NISAなら少ない金額でも始められる。
2. 損してもダメージが少ない:非課税なので、利益が小さくてもリターンを最大化できます。
3. プロにお任せの投信から始められる:積み立てNISAなら、投資信託という「分散された投資商品」をコツコツ積み立てるだけでOK。
投資初心者にとって、まずはNISAで積み立て投資をして「投資ってこんな感じなんだ」と感覚をつかむのが大事です。
ゆくゆくは個別株!日本株より米国株の魅力
さて、投資信託で投資の基礎を身につけたら、次に挑戦したいのが「個別株」。特に米国株は初心者でも取り組みやすく、魅力がたくさんあります。
米国株の魅力
1. 成長率が高い
米国市場は、世界で最も成長している株式市場のひとつ。特にIT企業やヘルスケア企業など、次世代を担う成長企業が多いんです。
たとえば、Apple、Amazon、Googleといった企業は誰もが知っていますよね?これらの企業に投資することで、あなたもその成長の恩恵を受けられます。
2. 手軽に始められる
最近は少額から投資できる証券会社も増えています。米国株は1株単位で購入できるので、数千円からスタート可能です。
3. 配当が魅力的
米国株には高配当を出す企業が多いんです。たとえば、コカ・コーラやジョンソン・エンド・ジョンソンなどの企業は、安定的に配当を出してくれるので、長期投資にも向いています。
なぜ「投資の醍醐味」を感じられるのか?
「投資信託」と「個別株」の大きな違いは、「自分で企業を選ぶ」ことです。自分が応援したい企業や将来性を感じる企業に直接投資することで、投資がもっと身近に、そして面白く感じられます。
投資の醍醐味とは?
1. 値動きを楽しむ
個別株は日々値動きがあるため、リアルタイムで市場の変化を体感できます。「今日は株価が上がった!」とか、「次の決算でどうなるかな?」とワクワク感があります。
2. 応援している気持ちが湧く
たとえば、普段から使っているサービスや商品を提供する企業に投資すると、「自分もこの会社の一部なんだ!」という気持ちになりやすいです。Apple製品が好きな人がApple株を持つと、製品に対する愛着がさらに高まるなんてことも。
始め方:まず何をすればいい?
1. 証券会社で口座を開設
日本の主要な証券会社(SBI証券、楽天証券など)では、米国株を簡単に購入できます。
2. 少額からスタート
まずは、興味のある企業の株を1株買ってみましょう。買ってみると、株価の動きが気になり始めて、経済ニュースを見るのが楽しくなります!
3. コツコツ学びながら進める
本書のような投資の解説書を読みながら、徐々に知識を深めていけばOK。焦らず、じっくり取り組みましょう。
まとめ:一歩ずつ進めばOK!
初心者の方はまず、NISAを活用した積み立て投資から始めて、投資に慣れることが大事です。そして、次のステップとして、米国株や日本株の個別株に挑戦すると、「投資ってこんなに面白いんだ!」と実感できますよ!
焦らず、自分のペースで一歩ずつ。投資の世界への第一歩を楽しんでみましょう!
おカネは社会の血液!?経済はつながって動いている
本書の中で特に印象的だったのが、「おカネは人間の血液のようなもの」という表現です。これ、なかなか衝撃的な比喩ですよね。
たとえば、体の中では血液が全身を循環することで生命活動が成り立っています。同じように、社会全体の経済もおカネが循環していることで機能しているんです。株価や金利、為替など、一見バラバラに見える要素が、実は密接につながりあっていると考えると、経済の動きが立体的に見えてきます。
ジブリ買収を経済的視点で解説!身近な例が満載
「経済の話は難しそう…」と思いがちですが、本書では身近な例がたくさん出てきます。特に面白かったのが、「スタジオジブリがいくらで買収されたか」という想定を基にした解説です。
映画制作の売上や利益率、市場価値を計算して、「ジブリが企業としてどれくらいの価値を持つか」を導き出しています。こういった身近な例を通じて経済の基本が学べるのは、とても新鮮で分かりやすい!
投資だけじゃない!後藤達也の人生観に学ぶ
実はこの本、単なる投資の教科書ではありません。著者の後藤達也さんのキャリアや人生観が垣間見える内容でもあるんです。
日経新聞記者として培った知見や経験が随所に活かされていて、「どう生き抜くか」「どうおカネと向き合うか」という哲学的なメッセージも含まれています。これがまた、読んでいて心に響くんですよね。
まとめ:転換の時代、あなたも一歩踏み出そう
『転換の時代を生き抜く投資の教科書』は、経済や投資に興味があるすべての人におすすめできる一冊です。特に初心者にはぴったり。分かりやすい解説と実用的な内容で、「投資って意外とシンプルかも?」と思わせてくれます。
難しい専門用語に悩まされることなく、経済や投資の基本をスムーズに学びたいなら、ぜひこの本を手に取ってみてください!
さぁ、今日からあなたも「転換の時代」を賢く生き抜く準備を始めましょう!