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「物語の力で、一人一人の世界を変える」を会社のミッションとして掲げてきた佐渡島庸平さんのコルクが、満を持してメタバースに参入するというニュース。
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コルクがやろうとしているnft事業は、こんな感じ。#メタバ pic.twitter.com/7dirtCVY9Q
— 佐渡島 庸平(コルク代表) (@sadycork) December 18, 2021
メタバース上で活躍する自分の分身・アバターのデザインを販売するというミッションです。
仮想空間で使えるアバターはOculus Quest 2でも販売していますが、いかにも欧米キャラではっきり言ってダサい。
でもそれしかないので使わざるを得ないというのがユーザーの心境でしょう。
そこに着目したところがナイスです。
これまでのサービスと違うのは、購入したアバターのデザインはデザインそのものが世界で唯一のものになることです。
コピペ自由自在のデジタルの世界ではデジタルで作られたデザインはそもそも希少価値ゼロでした。
今回のミッションでは、販売されたデザインに証明書替わりとなるNFTが付くこと。
購入した人はデザインを独り占めすることができ、これから広がっていくであろうコミュニケーションツール「VR_CHAT」や仮想通貨ゲーム「SANDBOX」などで自分の分身として使えます。
公式によると、販売開始は OpenSeaで 2022年1月1日から。METABAのアプリは1月11日からという話です。
だがしかし、これからが問題です。
NFTアバター の買い方は結構たいへん
たとえば商品を購入したい場合は OpenSea を利用するしかありません。
OpenSea はNFTの販売を行っているNFTマーケットプレイスの最大手です。
アメリカのサービスであることから内容は英語で表記されています。
NFTの売買が発生するため、利用するには「仮想通貨(ビットコイン)の始め方」とか「仮想通貨(ビットコイン)の購入方法」を頭に入れておく必要もあります。
OpenSeaでする取引は仮想通貨の一つ「イーサリアム」により行われます。
したがって利用者はイーサリアム取引用の口座を開設する必要もあります。
初心者が始めるには
- イーサリアムの取引口座を開設する
- イーサリアムを購入する
- OpenSeaの会員登録する
- NFTの取引を行い料金をイーサリアムで支払う
という手順をこなさなければなりません。
将来的にメタバースで生活していくためにはお金が必要で、そのお金をやりくりするには仮想通貨の知識を持っておくことが必要になります。
まず、初心者はそこからスタートすることになるので注意が必要です。
イーサリアムが使える仮想通貨は数多くあります。
Coincheck (コインチェック)、bitFlyer (ビットフライヤー)、BITPOINT(ビットポイント)、bitbank(ビットバンク)、GMOコイン、コインタックス、Cryptact(クリプタクト)などがあります。
いずれも実績ある取引所なので見比べて利用してみてください。
METABAとは
「METABA」は、 NFT化されたアイテムをアバターに着せ替えることができるアプリ。
例えば、ミュージシャンの新曲発売のタイミングでステージ衣装を着たアーティストの限定NFTアバターを販売することで、ファンを盛り上げるSNSプロモーション施策として活用することができます。
さらに、ツアーTシャツもNFTアイテムとして販売し、アバターの着せ替えを促すことで、オンライン上で大きな収益を得ることのできるプロモーションツールとなり得ます。
プロモーションのツールとして非常に大きな可能性を秘めています。
![NFTアバターサービス「METABA」無料提供へ|ホリエモン・大塚愛・SEAMOなどの著名人が参画 | 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ](https://i0.wp.com/bittimes.net/wp-content/uploads/2021/12/NFT-Avatar-Service-METABA-03.jpg?w=728&ssl=1)
品数が少ないように感じますがたぶんこれも戦略でしょう。
![](https://i0.wp.com/iuyt.net/wp-content/uploads/2021/12/304.png?resize=640%2C286&ssl=1)
OpenSeaを覗いても商品は一つもありません。売り切れでしょうか。
とあれ・・・
スタートアップの戦略の一つが、小さく生んで大きく育てるということ。さらに商品が少ないことでそれぞれの特徴を利用者はしっかり見極めることができます。
もう一つ販売方法にも特徴があります。
OpenSea はアメリカのオンラインマーケットプレイスです。
英語での取引となることから海外の利用者を見込めます。
オークションの形式として、「イングリッシュオークション(価格釣り上げ式)」「ダッチオークション(価格下降式)」から選択することができるので、欲しい人はカネに糸目をつけずに競り合うことができます。
【初心者向け】世界一分かりやすいNFT出品解説 -OpenSea(オープンシー)編|Solution – ソリューション|株式会社イージェーワークス
まとめ
人間が生活する以上メタバースの世界は、現実世界の仕組みと同様に複雑にならざるを得ません。
様々なハードルをどれでけ下げることができるか。
ユーザーは便利なサービスが出てくることを期待しています。