メタバースとは何か。
2030年には100兆円以上の市場が見込まれるという、日経の記事。
- 年齢や性別・地理的な制約のない空間
- 職業選択もより自由になる
理想郷のように感じるのは私だけでしょうか。
![](https://i0.wp.com/article-image-ix.nikkei.com/https%3A%2F%2Fimgix-proxy.n8s.jp%2FDSXZQO1536556030012022000000-1.jpg?w=728&ssl=1)
Oculasが面白いと動画仲間に誘われてメタバースの世界を知って三ヶ月。
シニアにとってはそもそもメタバースの定義そのものが意味不明です。
仮想空間、VR、AR、NFT、暗号通貨、ゲームとあらゆる分野で「メタバース」という言葉が使われるので、そもそもその実態とはなんなのか、輪郭がはっきり見えないのです。
![](https://i0.wp.com/iuyt.net/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png?resize=32%2C32&ssl=1)
メタバースって一体何
改めてメタバースって一体何と動画仲間に聞いて見ました。
しかし動画仲間からはっきりした答えは返ってきませんでした。
色々調べて見えてきたのは、技術の進歩と同時にインターネットのあり方も変貌していて、私たちが得られるサービスも急速に塗り変わっていることでした。
現在私たちが利用しているインターネットを二次元の世界とするなら、その世界が急速に三次元の世界に大改造されているのです。
「2Dインターネット」、つまり写真や絵や動画といった「縦と横」の表現の世界から「3Dインターネット」、つまり縦と横に加えて、「奥行き」という表現領域が一般化するという流れです。
その中で生まれる新しいサービスは実に多様です。
動画制作の仕事でいうとVRなどの立体動画があります。
デジタル化された動画データは様々な分野で応用されます。
例えば建築技術と融合することでバーチャル都市空間というコンテンツに展開できます。
NFTという別の技術が合体することで収益化の仕組みも劇的に変わります。
Oculasが面白いところはその流れが可視化されたことです。
マークザッカーバーグは「モバイルインターネットの次」は「3Dインターネット」と定義づけています。
フェイスブックが他社にさきがけるように社名を変更したのも、ソーシャルネットワークの3D化トレンドを先取りする狙いが込められていたのです。
ようやくわかったとこは、メタバースとはVRゴーグルをかけて体験する仮想空間と思い込んではならないことです。
私たちが今体験できる仮想空間は限られた世界にすぎません。
3Dインターネットにより、奥行きが新たに追加されることで、これまでのインターネットではできなかったサービスが生まれます。
ここにNFTに象徴される収益に繋がる仕組みが繋がることで思いもよらない仕組みが生まれます。
メタバースとは何か。
これまで平面だった敷地に、超高層ビルが建つような世界観を前提に生まれるサービスの総称。
とりあえずそう理解したいと思います。